SLAM DUNK(スラムダンク)のアニメ版第60話『がけっぷちの湘北』のネタバレページです。
前回(第59話)までのあらすじ
前回の第59話ですが、湘北対海南の試合は試合時間残り20秒で、花道の豪快なダンクが決まって90対88とワンゴール差にまで追い上げてきました。
このダンクが相手ディフェンス牧のファウルとなり、花道のフリースローとなりました。
このフリースローは外れてしまいますが、リバウンドを取ったゴリが三井にパスを出しました。
ここで三井は逆転するためのスリーポイントシュートを放っていきます。
三井はこのシュートが決まったと確信していましたが、シュートブロックに跳んだ清田の手の指先にわずかに当たっていてこのシュートは外れてしまいました。
このシュートのリバウンドを花道が取り、ゴリこと赤木へのパスを出しますがこのパスが何と海南の高砂に渡ってしまうという痛恨のパスミスによって、湘北は2点差を追いつけずに海南に敗れてしまうのでした。
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目次
第60話『がけっぷちの湘北』あらすじ
青空と山、そして街の光景から校舎の映像と映っていきます。
「神奈川県立湘北高等学校」の文字がある校門が映り、教室の中で左肘をついて寝ているリョータの姿があります。
その教室には彩子もいて、ノートに鉛筆で何やら書いています。
そして彩子は「ううん?」と言いながら前方の席で寝ているリョータを見ております。
すると彩子の隣の席の女生徒が「すっごいね宮城くん。朝からずっと寝てる。よほど疲れたのね昨日。」と彩子に言ってきます。
彩子が「最強の相手だったからね。」と返すと、その女生徒は「でも惜しかったよね…ワンゴール差だもん…」と言い、彩子は「うん…」と言っていました。
そして彩子は寝ているリョータを見て、少し微笑んでいました。
「3年3組」の看板が映り、両手をズボンのポケットに入れた三井が「ぐー」という音を立てて寝ています。
「1年10組」の看板が映り、流川が机の上によだれを垂らして「かーすー」と寝息を立ててぐっすり眠っています。
流川の前に怒りでプルプル震えている数学教師の小池がいますが、石井が小池をなだめるように両手を広げながら、「先生今日は特別なんすよ。昨日試合で…」と言っています。
小池は「確かに……いつもよりさらに深い眠りについてるよーだな……!!」と言っていました。
「3年6組」の看板が映り、木暮が口を開けて「ふわあぁ…」とあくびをしていて右手で口を押さえています。
その右手で頬を触って机に肘をつきながら同じ教室の空席になっている赤木の席らしいところを見ながら、(骨に異常がなけりゃいいけどな赤木…)と思っていました。
「1年7組」の看板が映り、女生徒が何か言っています。
女生徒は「古城の船は霧の中にあり、私の視界から消えてはまた現れる。それはまるで記憶のかなたから立ち上ってくる嫌な思い出のように私には見えるのだった。霧の中であたかも私の分身であるかのうように波間に漂っている。」と読み上げています。
映像では机の右下に「天才」と彫られた花道の空席が映っています。
その空席を右手で頬杖を突きながら見ている洋平が(はて…ショックでねこんじまったかな…?)と思いながら見ていました。
チャイムが鳴り、湘北高校の校内の様子が映っています。
ラグビー部員が一人ボールを持って歩いていて、その前には開かれた扉があり、左にはバットを持つ男子生徒一人とグラブを持った男子生徒が一人、右にはラケットを持って女子生徒が二人います。
扉の中ではバスケ部員らしい男子生徒が二人歩いています。
体育館の中では安田、潮崎、桑田がいて、安田の横にはボールを入れたかごがあって3つほどボールが転がっていて、安田がボールを一つ持っており、潮崎が屈伸のような動きをしていて、桑田はコートを磨くモップを手にしています。
先程映った男子生徒二人が靴を手にして「ちゅうす」、「チュース」と言いながら体育館に入って行きます。
すると彩子がハリセンでバコバコと二人の頭を叩き、「声が小さァい!!やりなおし!!」と言っています。
部員は石井と佐々岡ですが、「彩子さん……」、「元気ですね…」と言っています。
彩子は「おちこんでるヒマはないのよあんたたち!!」と言って壁に決勝リーグの勝敗表を張り付けています。
部員たちは「おおーーっ!」と声を上げています。
海 | 湘 | 陵 | 武 | |
海南大附 | ○90-88 | |||
湘北 | ●88-90 | |||
陵南 | ○117-64 | |||
武里 | ●64-117 |
彩子は上記の表を右手でパンとたたいた後に「これは決勝リーグなんだから。次の土曜日にはうちと武里!海南と陵南!!」と言います。
するとリョータが「そう。そして日曜には海南対武里、うち対陵南の試合がある!!」と言い、彩子が「そうよ」と言っています。
するとそこに木暮が「チュース」、三井が「ウース」と言いながら入って行きます。
彩子は「うん?声が小さァい!!」と言ってハリセンで2発叩いております。
木暮は「あー」と声を上げて顔を赤くして手にしていた靴を落とし、三井は「ぐお!?」と声を上げています。
彩子はハリセンで叩いたのが先輩の三井と木暮だと気づいて、「ギャアー」と悲鳴を上げております。
木暮は赤くなった顔を手で押さえていて、三井は頭を押さえながら「なな…なんだァ!?」と言っています。
彩子は手にしていたハリセンを後ろに持ちなおし、「はっ先輩…元気がないかと……」と言っていました。
すると三井の目つきが鋭くなって話しだします。
三井は「バカヤロウ、そういつまでもおちこんでられるか。あと2試合あるんだぜ。神奈川からは2チームがIH(インターハイ)にいけるんだ。残り2つとも勝って2勝1敗なら2位以内には十分入れる。おちこんでなんかいられるか!いいかお前ら、可能性がある限りあきらめんじゃねーぞ!!残り全勝でいくぞ!!」と言っていて、映像では勝敗表が映っていました。
部員たちは「はい!!」と返事していますが、リョータが「ズイブン前向きだな……昔とちがって」と言っています。
すると三井は右手でリョータを指さしながら「うるせーわかってんのかお前!」と言っています。
リョータは「もちろんスよ。負けんのは1回で十分だ。」と言っております。
流川は黙って右手の人差し指の上でボールを回していて、木暮は「ああ…そうだな…」と言っていました。
彩子が「そーよ!そこで!よっと」と言って手にしていた何かを広げて壁に貼り付けています。
彩子が「コレよ!」と言っており、壁には「がけっぷち 彩子書」と縦書きに書かれたものが貼り付けられていました。
それを見た部員たちは「おおお!」という声を上げておりました。
彩子が「あと1回でも負けたらそれっきり!!夏は終わりよ!!」と言っていると、「その通りだ。」と言うゴリの声が聞こえてきました。
部員たちが体育館の入り口の方に目をやります。
そこには学生服姿で左手で杖を持っているゴリこと赤木が立っています。
部員たちは「チュース!!!」と挨拶し、三井は「赤木!!」と言っています。
三井は「なんだお前それないと歩けないのか!?」、木暮は「まさか骨に異常が!?」、彩子は「先輩!?どうだったの。」と言ってきました。
するとゴリは「ただのネンザだ。心配いらん。」と答えています。
三井が「そのツエは!!」と言うとゴリは左手で杖を上に上げながら「土曜日にはすぐ武里戦だからな。1日でも早く治すために借りてきた。」と言っています。
木暮は「そーか!!」、三井は「なんだよ、あんときは大ゲサに倒れやがって!!」、彩子は「さすが!!不死身!!」と言っていました。
そしてゴリは「ん?」と言いながら周囲を見回していて、「おい桜木はどうした?」と聞いてきます。
すると佐々岡と桑田が顔を見合わせてから、桑田が首を横に振り、佐々岡が「今日は来てなかったみたいですけど…」と言っています。
流川の横顔が映り、三井は「まだあのパスを気にしてんのかあのバカは…」と言っていました。
映像は緑の木々と金網、4:15を指し示す時計などが映っていて、何やら声が聞こえてきます。
「ヘイへーイ、パス!!」、「速く回せこっち!!」、「よーし行くぞ!!」などの声がしています。
ドリブルをする男性の影が映っていて、それ以外に2つの影が映っております。
威勢のいい掛け声が依然として聞こえてきています。
どうやら公園でのバスケを楽しむ少年たちのようです。
ゴールを背にして6人の少年たちがプレーしていて、それを少し離れた場所で一人が座って見ています。
ボールを持った選手がドリブルからパスを出していますが、少し離れた場所で座ってみている男の後ろ姿が映ります。
プレーする少年たちは「そらあ!」、「ヘイへーイ!」などの声を出してプレーをしていますが、映像では見ている男の後ろ姿と青空が映っています。
公園に風が吹いて緑のハッパが宙を舞い、金網の外にいる赤い頭の上にハッパが落ちていきます。
落ち込んだ花道の横顔が映っています。
花道は海南戦の回想をしております。
花道が「ゴリッ!!」と言ってパスしたシーンの再現ですが、「ゴリッ!!」のセリフが何回もリフレインしていて、両手でボールを投げる映像を思い出していました。
そしてボールを取った高砂の映像ですが、花道と高砂の姿はユニフォームのカラーが入っていて、他の選手は白黒で映っています。
最後に呆然とした表情のゴリの顔のアップになり、花道は金網に顔をくっつけて落ち込んでいます。
その花道の後ろに晴子が来て「ダメよう学校さぼっちゃ。」と言い、花道はギクッとした表情になっています。
花道は顔は正面を見たままで頬を赤くして、(ハルコさん…)と思っています。
しかし「んんっ!」と言って走り出し、晴子は「あっ!?」と声を上げています。
晴子は走っていく花道を「あっ桜木君!!」と言って走って追いかけていきます。
晴子は「あっあっ」と言いながら走っていましたが、「ああっ」と叫んで転んでしまいます。
花道はその晴子の声に「ええっ?ああーーっ!」と声を上げて晴子の元に駆け寄っていきます。
晴子は左膝を両手で押さえて「い、いた~~い!!」と言っております。
花道は「ハ、ハ、ハルコさん…」と言って動揺していて「あっあっ…」などの声を上げて手をばたつかせてアタフタとしていました。
公園の緑の木とバスケットボールのゴールが映り、先程バスケをしていた少年たちの前に花道と晴子がいます。
少年たちは「おい…何なんだあいつまだいるよ…」、「さっきは涙ぐんでたぜ…」、「気味ワリイな。」などと言っております。
その花道と晴子の方に先ほどプレーはせずに見ていた男が視線を送っております。
晴子は花道に「昨日の試合はきっと一生忘れられないよ。」と話しかけます。
花道は落ち込んだ表情になって(そーかも…)と考えています。
しかし晴子は「だって…バスケットマン桜木君が…初めてダンクを決めた試合だもの!!」と言ってきました。
花道の目つきが変わり、花道の右手によるワンハンドダンクの回想シーンが入ります。
そして晴子は右手をマイクのように持って、「桜木選手初めてダンクを決めたのはいつですか?」、続いて「将来絶対聞かれるよ……!!」と言っています。
そして晴子は花道に左手を振りながら、「どんな天才でもミスはあるわよう!!」と言っていました。
花道はその晴子の様子を見ながら「ハルコさんーー」と言っていたのでした。
すると他の少年たちのプレーを見ていた男が仲間に「おいちょっとボールかせ。」と言っています。
言われた少年は「えっ」と言っていましたが、男はボールを手にして立ち上がっています。
男は仲間たちの中で一番背が高くて左右を刈り上げているようなヘアースタイルの男です。
男は「あいつか…桜木ってのは…」と言っていました。
仲間の一人が「えっ?あいつがどうかしたの。」と言うと男は、「呼んでこい桜木を。」と言い出しました。
花道は「ぬ…」と言っていましたが、男に言われた仲間たちは3人で花道に話しかけに行きます。
仲間の一人が「あのー…」と言うと、花道は「なんだテメエらは?」と言っております。
仲間の一人が「ちょっと来てくれないかな?フクちゃんが呼んでるんだ。」と言い出します。
花道は「フクちゃん?」といい、その左右を刈り上げているヘアースタイルの男を見ています。
その男、フクちゃんが「桜木…花道…」と言っていました。
フクちゃんに言われて花道に話しかけたバスケ少年3人ですが、その内の1人がものすごい音がする花道の頭突きを食らっております。
3人組の1人は頭にできたコブを両手で押さえていて、別の1人が「「誰だてめーは、用があるんならてめーが来い!!」だってさ。なんかスゲーコワイよあの人。」とフクちゃんに言っています。
フクちゃんは「ふーん…「オレの方が1コ上だからてめーが来い」つって来い。」と言い、3人は一斉に「えーー!?」という声を上げています。
そして3人はまた花道の元に行き、その内の一人が両手を広げて話をしていましたがまた頭突きを食らっております。
他の2人は驚いてバンザイのように両腕を上に上げています。
そして3人はまたフクちゃんに報告しています。
その内の一人が「「バカかてめーは!!あと2秒だけ待ってやるからてめーが来い!!」だってさ。も~~自分で直接話してくれよ~~~」と言っていました。
そう言っていたのは頭にコブを2つ作って両目から涙を流している野球のユニフォームのような服を着ている男でした。
しばらく花道とフクちゃんはお互いに見つめていましたが、花道が去っていってしまいました。
フクちゃんの仲間の一人が「あーあいっちゃった…」と言っています。
仲間たちは「もーーオレの方が1コ上だからなんてよ~~」、「プライド高いんだから……」、「何だったんだよあいつは…フクちゃん」、「呼んできて何するつもりだったんだよ、フクちゃん」、「やられ損だよ、オレ」などと口々に言っています。
「やられ損だよ、オレ」と言っていた少年は頭のこぶを手でさすっていました。
するとフクちゃんは右手でボールをもてあそびながら、「あいつはな…仙道に一目置かれてる男だ…」と言っています。
3人の仲間たちは一斉に「ええっ!?」と声を上げ、一人が「仙道って…あの天才・仙道君!?」と驚いた感じで言っています。
するとフクちゃんはいきなり右手でのドリブルを始め、右手でボールを持ってジャンプしています。
仲間の3人は一斉に「おおフクちゃん!!」と声を上げ、フクちゃんのダンクが決まっていました。
フクちゃんの後ろの緑の木が風が吹いて揺れていました。
体育館の外ではどんよりとした黒い雲が映っています。
体育館内では「ソーーッ、エイ、オウ、エイ、オウ」の掛け声がこだましています。
ゴール下では石井と潮崎が両腕を上に上げていて、前方では角田と流川、潮崎と桑田、木暮とリョータがマッチアップしていて、ボールをドリブルする三井の前に佐々岡がマークしています。
彩子が「さあファイトよ!!残り2戦全勝よ!!」と声をかけていて、部員たちはランニングしながら「オウ!!」と返事しております。
流川が角田とともにジャンプしていますが、流川がボールを取っていて、周囲には木暮や石井、潮崎、三井、安田などがいます。
ドリブルするリョータの映像があります。
両腕を広げてマークする安田の前を素早く動く人影、同じく「でええっ」と声を上げならディフェンスする潮崎の前を素早く人影が動いて、潮崎が「あああっ…」と言っています。
角田のディフェンスする前を素早く通る流川、「うああっ…」と言ってディフェンスする桑田の前を素早く動く三井、「フッ」という声でシュートのような動きを見せる桑田、「ええっ」と声を出してディフェンスする石井の前を素早く人影が動き、「あああっ」と声を上げる石井、「ああっ…」と声を上げてディフェンスする佐々岡の前を素早く動く三井、「ううっ…」と声を上げながら両腕を上げてジャンプする佐々岡などの映像が映っていました。
そして空中に上がったボールを部員9名が一斉に見上げる映像でした。
ゴリは左手で杖を持って声を出しています。
ゴリは「オラ安田!モタモタするな!」、「石井!フリーだぞ!」、「気合を入れろ!」などの声を上げていますが、左手で持った杖を思わず振り回してしまう入れ込みぶりです。
それを見ていた彩子が「先輩、松葉杖…」と声をかけています。
ゴリは「そこだ!」、「よーし!いけいけ!」と声を出し、部員たちは「ソーーッ、エイ、オウ、エイ、オウ」の掛け声を出しています。
その練習風景を体育館の入り口で晴子が見ていましたが、花道の姿がないのを見ると入り口に座り込んでしまいました。
そして晴子は「桜木君…まだかな…待ってるのに…」とつぶやき、体育館にはバッシュのキュッキュッという音が鳴り響いていました。
夜になり、雨が降っている公園の街頭とバスケットのゴール、8:25になっている時計が映っています。
その雨の中で花道が湘北高校の構内へと入って行きます。
校舎の中の廊下は花道が雨の中歩いてきたために、花道が通ったところが濡れています。
「バスケット部」の看板がある部室の中で、花道は電気をつけずに部室の端っこでボールを手にして座り込んでいます。
そして花道は考え事をしています。
花道は(オレのせいで負けたんすよハルコさん…)と思っています。
花道は晴子が言った「どんな天才にもミスはあるわよう!!」のセリフと晴子の笑顔を思い出していて、(でもそのミスのせいで…)と考えています。
ここで花道は今度はゴリが言ったセリフの回想をしていきます。
ゴリが「オレはいつも寝る前にこの日を想像していた…湘北が…神奈川の王者・海南大附属とIH(インターハイ)出場をかけて戦うところを毎晩思い描いていた…1年のときからずっとだ。」と言っていたセリフを花道が思い出していました。
外は雨が降り続いていますが、体育館の中には明かりがともっています。
花道はボールを両手で頭の前で持ちながら、「オレのせいで負けたんすよ……オレのせいで…」と言っています。
すると部室の入り口の方に一人の黒いシルエットがあります。
ここで部室に明かりがともり、花道が視線を向けるとそこには流川がいます。
流川は「何やってんだ?どあほう」と言い、花道は「ルカワ!!」と言っています。
流川は黙って自分のロッカーを開け、タオルで顔を拭いています。
そしてロッカーを閉めてそのまま部室を出ていこうとしていました。
すると花道が「おい待て…なんで何も言わねえ!?」と言い出しました。
流川が「あん?」と言っていると、花道は流川を右手で指さしながら「とぼけんな!!性格悪いてめーがオレのミスに何も言わねーとはおかしい!!同情のつもりならいらねーぞ、そんなもん!!」と言っていました。
すると流川は「同情?」と言ってから両手を広げてため息をつき、去っていきます。
花道は去っていく流川を見て「あっ!?」と声を上げ、「待てコラア!!ルカワ!!」と言いながら流川を追いかけていきます。
まだ雨が降っていて、体育館の明かりがともっています。
体育館の中で流川が花道に「フンどあほうが…てめーのせーで負けたとでも思ってんのか?」と言い、花道が「なに!?」と言っています。
すると流川は「うぬぼれんなどあほう」と言い、花道が「うっ…」と声を出しています。
流川は「昨日のてめーは実力の何倍もの働きをした。湘北にとっては計算外のラッキーだ。」と言い出し、花道は「なんだと!?」と言っています。
流川が「監督や主将(キャプテン)がどのくらいの期待をしてお前を出したと思う。」と聞いてきます。
花道は「そりゃあやはり救世主としての…」と言いかけますが、流川は左手の親指と人差し指で1cmほどの間隔を作って「こんなもんだ。」と言い放ちました。
花道は怒りの表情で「なにィ!?」と言っています。
しかし流川はさらに「まー大目に見てもせいぜいこんなとこだな。」と言って、1cmぐらいだった指の感覚を5cmぐらいに広げています。
花道は怒りで歯を食いしばり、拳はプルプルと震えています。
流川は「てめーがミスやらかすことぐらい最初から計算に入ってた。別に驚きゃしねえ。おまえの実力はまだそんなもんだ。」と言い、花道は「ふぬうう…」とうなり声を上げて拳がプルプルとしています。
そして流川はさらに「お前のミスが勝敗を左右するなんてことはねー。」と言い放ちました。
この流川の発言に怒り心頭の花道は「ぬうああ…」と声を上げながら右のパンチを出しますが、流川の前でその動きが止まってしまいます。
花道は(コイツを鉄拳でぎゃふんといわせても意味がねー!!コイツはバスケでぎゃふんといわせねーと意味がねーんだ!!)と考えていたのでした。
しかし流川が「あっカウンター」と言って右のパンチを花道の顔面に入れてきました。
花道は「てめえ…」と言いながらメラメラと燃えています。
そして花道は「ぎゃふんといわせてやるーっ!!鉄拳をくらえーーーっ!!!」と叫び、大きな音が響き渡っていました。
雨が降る中、外から見た一軒の家が映っています。
晴子が「ぎゃふんっ」という声を出すくしゃみをしています。
横で大盛の御飯を茶碗によそっているゴリが「カゼか?へんなくしゃみだな…」と言っています。
晴子は「ううん…」と言っていますがまた「ぎゃふんっ。」というくしゃみをしています。
そして晴子は(桜木君明日はくるかな…)と思っていたのでした。
雨の降る中、「湘北高等学校」の看板、校舎、明かりの付いた体育館の映像などが映っていきます。
体育館の中では練習着姿の流川とジーパンに白Tシャツ姿の花道が向かい合ってハアハアと呼吸を荒げています。
花道の握りしめた拳や顔が青あざだらけになっていて、流川の顔も青あざだらけになっており、二人ともにハアハアと言っております。
そして流川が「ふうーっ」と息を吐いた後に「負けたのはオレの責任だ…」と言い出しました。
花道は固まった表情になり、「ううっ」と声を上げています。
流川は「オレのスタミナが最後まで続いてれば…昨日は勝ってたハズだ。」と言いました。
するとそれを聞いた花道が「てっ…てっ…てっ…てめーこそうぬぼれんな!!」と言い、「おらあ!!」と叫びながら右のパンチを流川に入れています。
すると流川は「オレのせーだ。」と言って右足蹴りを花道の胸に入れてきて、花道は「ぐお!!」と声を上げています。
花道が「オレのせーだ!!」と言って右のパンチを入れると、流川も「イヤオレだ。」と言って右のパンチをお返ししてきます。
そしてここからお互いに「オレだ」、「オレだつってんだろ!」などと言いながら殴り合いを展開していたのでした。
青空から山、街の風景から湘北の校舎の映像になります。
右端に「天才」と彫られた花道の机が映り、洋平は机に右肘をついて寝ています。
そして廊下で桜木軍団の4人と藤井、松井、晴子の3人が話をしています。
洋平が「花道、まだ休んでんだよ。」と言い、高宮が「まるで好きな子にフラれた時みてーだな。」と言っています。
桜木軍団と晴子たちが話をしている横を一人の女子生徒が通っていきます。
そして洋平が「そろそろ立ち直ってもいい頃なんだが…」と言い、晴子は目を見開いてそれを聞いていましたが、窓の外を見て「桜木君…」と言っています。
すると高宮が「明日はどうだ?オレまた休む方に500円!」と言って右手の指5本を広げて洋平に見せております。
そしてここでチャイムが鳴っていました。
廊下をラケットを持ったテニス部らしい女子生徒が通過しています。
そこを三井とリョータが手に靴を持って話をしながら歩いています。
三井が「桜木今日も学校休んでたってよ。」と言い、リョータが「まだおちこんでんのかな。」と言うと、三井が「そーゆータイプかァ?」と言い返しています。
そして三井が「ウース」、リョータが「チュース」と同時に体育館に入るとすでにモップ掛けをしている人物がいます。
その人物は赤い坊主頭をしており、三井はそれを見て「あん?」と言っています。
リョータは両目を見開いて「えっ?」と声を上げています。
効果音が鳴り、赤い坊主頭をして顔面にいくつかのばんそうこうを貼っている花道が振り返って「ウース!!遅えぞ。」と言っていました。
三井とリョータはしばらく呆然として花道を見つめております。
三井は「プッ…プッ…」と笑いそうになり、頬を膨らませております。
花道の赤い坊主頭のアップの映像になり、リョータも同じように「プッ…プッ…」と笑いそうになり、頬を膨らませております。
そして三井とリョータは同時に「ぶわっははははは!!」と声を上げて笑い出し、三井が「誰だお前は!!」、リョータが「何だその頭は花道!!」と言っていました。
笑い転げる三井とリョータですが、リョータはコートに寝転がって腹を手で触って両足をバタつかせ、三井はコートに膝をつき左手でコートを叩いております。
廊下をダッシュする藤井、松井、晴子の姿があります。
晴子たち3人と桜木軍団が体育館に花道を見に来ています。
桜木軍団の4人は全員両目から涙を流して笑っています。
笑い転げる桜木軍団4人と三井、リョータですが、晴子、藤井、松井は呆然とした表情で花道を見ています。
洋平はうずくまって両手で腹を押さえながら「ハ、ハラいてえ」と言って笑っています。
晴子が「桜木君!」と言うと、花道が「オレのせいで負けたからな。」と言っています。
その花道の前を、花道と同じように顔面にいつくかのばんそうこうを貼っている流川が「ふーーっやれやれ」と言いながら、右手にモップを持って通っていきます。
ここでナレーションが入ります。
ナレーションは「海南戦の失敗の責任を取って心機一転、坊主頭になった桜木花道。決勝リーグ第2戦の対武里戦まであと3日!!」と言っていました。
晴子は「カワイイa&桜木君。」と言って右手で頭をなで、花道は頬を赤らめながら「そーすか?気に入っていただけました?この天才風坊主ヘアー!ナハハハハ!アハハハハハハ」と言って笑っているのでした。
第60話『がけっぷちの湘北』私の感想
この第60話の感想ですが、まずは今後の展開に関係してきそうなフクちゃんという謎の男の存在が気になりますね。
ただこの時点でのフクちゃんは公園でバスケをしているので、今後の対戦相手になるのか、あるいは花道や晴子がよく練習に行ってた公園に現れて練習相手になるのかなどのことはわかりません。
今後の展開に向けてのいい伏線を張った放送回と言えると思います。
そしてお互いに自分のせいで負けたと主張して殴りあう花道と流川のお互いの責任感の強さも良かったと思います。
この花道と流川の関係性というのはこの「スラムダンク」という作品のストーリー展開における根幹にあるものですが、お互いに一歩も引かない性格であり、それでもって互いに悪口を言いながら成長していく面白さが存分に感じられるシーンだったと思います。
ただ私が個人的に気になってしまったのは、この流川と花道の殴り合いをしている時にまだ学校に安西監督が残っていて、メガネを光らせながら「ケンカですか?」と言って登場していたらどうなっていたのかなと考えてしまったことです。
確か三浦台戦で安西監督が「もうケンカしないかね?」と言った時に花道は「この平和主義者桜木はケンカはしない」と言っていた記憶があるのですが…
流川の方は「たぶん」という返事だったので、絶対ケンカしないという返事ではなかったですが。
まああの三井や鉄男の時のケンカと今回のケンカはその性質がまるで違うので問題にならなかったということだと思います。
そして今回の最大の見どころと言えるのが花道が坊主頭になったことです。
作品ではいきなり赤い坊主頭になった花道が登場してきましたが、どこの床屋でどういう感じで店の人に話をしてやってもらったのかが個人的には気になりますね。
この床屋でのシーンがあればかなり面白いと思うのですが…
まあとにかくこれで花道は海南戦の敗戦のショックも和らいだでしょうから次の試合に向けて頑張ってほしいと思わされました。
第60話『がけっぷちの湘北』登場人物紹介
小池
湘北校の数学の教師。
氏名は今回の放送ではなく、以前の放送で判明済み。
公園でバスケをする少年たち
3人の少年。
3on3の試合をしていたみたいです。
フクちゃん
話の様子から花道より学年が1つ上の2年生と思われます。
仙道を知っているような口ぶりでした。
正式な氏名や学校、身長、体重などはこの回では不明。
第60話『がけっぷちの湘北』原作の漫画とアニメの違い
この第60話は基本的には漫画原作のストーリーに沿ったものになっていますが、違いもあります。
漫画では最初の絵は「翌日――」のセリフと湘北校の校門の絵ですが、アニメでは青空や待ちの風景から湘北の校門の映像になり、「翌日――」という表示はありません。
漫画では「2年1組」というリョータと彩子が属している教室の看板が映りますが、アニメではいきなりリョータの寝ている映像になっています。
漫画ではリョータの「くーすかー」という寝息の表現がありますが、アニメではこれはありません。
漫画では彩子の隣の女生徒のセリフは「すごいね宮城くん。朝から寝っぱなし。よっぽど疲れたのね昨日。」と「でも惜しかったよね…」ですが、アニメでは「すっごいね宮城くん。朝からずっと寝てる。よほど疲れたのね昨日。」と「でも惜しかったよね…ワンゴール差だもん…」となっています。
彩子がリョータを見る時に出す声や微笑む映像はアニメオリジナルのものです。
この授業で先生は漫画では黒板をほぼ埋めるぐらい何か書いていますが、アニメでは黒板の左半分に何かの図形や英語の筆記体らしいものが書いてあって、右半分は空白です。
ちなみに漫画では文字が小さすぎて何と書いてあるかはわかりません。
石井の「先生今日は特別なんすよ。昨日試合で…」のセリフは漫画ではこれ以外に「死闘を…」のセリフもあります。
木暮の(骨に異常がなけりゃいいけどな赤木…)は漫画では「なけりゃ」でなく「なきゃ」となっています。
漫画では「1年7組」の教室内の教師と生徒の絵がありますが、アニメにこれはなくて、女生徒が読み上げる文章はアニメオリジナルのものであります。
漫画では「キーンコーンカーン」というチャイムの音と「放課後―」の絵がありますがアニメではチャイムの音だけになっています。
その後は校内の時計と体育館の天井の絵が漫画にはありますが、アニメでは野球部やテニス部の人間の映像があります。
漫画では彩子にハリセンで頭を叩かれた石井と佐々岡の「ぐっ!?」と「うわ!?」のセリフがありますが、アニメにこれはありません。
彩子が勝敗表を壁に貼りつけた時の部員たちの声はアニメオリジナルの音声です。
彩子が壁に貼り付ける勝敗表の表記の縦軸の海南は漫画では「海南大附属」、アニメでは「海南大附」となっていて、セリフは漫画で「土曜」とあるのを「土曜日」と言っています。
彩子の「うん?声が小さァい!!」のセリフは漫画では最初が「むっ」となっています。
その時漫画ではハリセンで叩く「バスバスッ」の音の表現ですが、アニメでは叩かれた木暮と三井の映像になっています。
彩子が「はっ先輩…元気がないかと……」のセリフを言う時に漫画では彩子の動きはないですが、アニメでは手にしていたハリセンを後ろに持つ動きがあります。
三井がリョータに「うるせーわかってんのかお前!」と言う時、漫画では顔の表情だけですが、アニメではリョータの顔を指さす動きがあります。
その後の流川の描写も漫画では顔が映っているだけですが、アニメではボールを回す動作があります。
彩子が壁に勝敗表を張り付ける時に、漫画では部員たちの「ん?」のセリフがありますがアニメにこれはありません。
ゴリの「土曜日にはすぐ武里戦だからな。」のセリフは漫画では「土曜」となっています。
木暮が「そーか!!」、三井が「なんだよ、あんときは大ゲサに倒れやがって!!」、彩子が「さすが!!不死身!!」のセリフを言う時、漫画では他の部員はそのままそのセリフを聞いていますが、アニメでは石井や潮崎、桑田、角田などが拳を上に上げたり、バンザイなどの動作をしています。
ゴリが「おい桜木はどうした?」と言う前に周囲を見回したり、「ん?」と言うのはアニメオリジナル映像であり、このセリフも漫画では「おい」がないセリフになっています。
このセリフの後に漫画では桑田が「今日は来てなかったみたいですけど…」と言いますが、アニメでは桑田と佐々岡が顔を見合わせ、桑田が首を横に振ってからこのセリフは佐々岡が言っています。
公園の映像の時計は漫画では3:35の表示ですが、アニメでは4:15の表示です。
公園での6人のバスケ少年たちの映像ですが、漫画ではオフェンスが4人並んでいて、一人が両腕を上げたディフェンス、もう一人は少し離れた場所にいます。
これがアニメではオフェンスが3人、ディフェンスが3人になっているように見えます。
この6人がやるバスケを見ている男は漫画では正面からの絵が映りますが、アニメでは後ろ姿が映ります。
落ち込んだ花道の横顔の映像が映る時に漫画では「ヒュルル~」、「ぐす…」や「………」などの表現がありますが、アニメでは横顔の映像だけです。
花道が海南戦の回想をするときの「ゴリッ!!」のセリフのリフレインや高砂と花道のユニフォームだけがカラー入りで表示されるのはアニメオリジナルの映像、音声です。
ハルコに声をかけられた花道が走っていく時、漫画では「………」の表現ですが、アニメでは「んんっ!」という声を出しています。
晴子が走る時に「あっ桜木君!!」と言いますが、漫画では「桜木君!!」と「まってっ」というセリフになっています。
晴子が転ぶときの「ああっ」、それに対する花道の「ええっ?ああーーっ!」などの声はアニメオリジナルの音声です。
晴子のセリフは漫画では「いた~~」ですが、アニメでは「い、いた~~い!!」となっています。
花道が「あっあっ…」などの声を上げて手をばたつかせてアタフタとする様子もアニメオリジナルのものです。
晴子の「だって…バスケットマン桜木君が…初めてダンクを決めた試合だもの!!」、「桜木選手、初めてダンクを決めたのはいつですか?」のセリフは漫画でもほぼ同じですが、両方とも「ダンク決めた」という「を」抜きの言葉になっています。
漫画では晴子の「体育館でまってるわ桜木君。私練習見てるから。」のセリフがありますが、アニメではこのセリフが丸々ありません。
晴子の「どんな天才でもミスはあるわよう!!」のセリフは漫画では「でも」でなく「にも」となっています。
その後の花道の「ハルコさんーー」のセリフは漫画では心の中の声ですが、アニメでは発声のセリフになっています。
男が「あいつか…桜木ってのは…」のセリフを言う時に、漫画では「ふーん…」と言うセリフもあります。
仲間の一人の「えっ?あいつがどうかしたの。」、「あのー…」、「ちょっと来てくれないかな?フクちゃんが呼んでるんだ。」のセリフ、花道の「なんだテメエらは?」、「フクちゃん?」などのセリフは全てアニメオリジナルのものです。
フクちゃんの「桜木…花道…」のセリフも全てアニメオリジナルであります。
また花道が最初の頭突きを決める時、漫画ではやや左向きですがアニメではやや右向きであり、帽子をかぶった少年がバンザイのように両手を広げる動作もアニメオリジナルです。
「「誰だてめーは、用があるんならてめーが来い!!」だってさ。なんかスゲーコワイよあの人。」と仲間の一人がフクちゃんに言う時、漫画ではフクちゃんの左に3人がいますが、アニメではフクちゃんの右に3人がいます。
3人のうちの一人が頭突きを食らった時の、他の2人が驚いてバンザイのように両腕を上に上げる動作はアニメオリジナルの動きです。
「「バカかてめーは!!あと2秒だけ待ってやるからてめーが来い!!」だってさ。も~~自分で直接話してくれよ~~~」のセリフは漫画では最後の部分だけが「も~~直接いって話してくれよ~~~」となっています。
仲間の一人が「あーあいっちゃった…」のセリフを言う時に、漫画では公園の木と金網の絵ですが、アニメでは去っていく花道の映像になっています。
「やられ損だよ、オレ」のセリフは漫画では「オレたちやられ損だよ」となっています。
フクちゃんがダンクを決めた後に、漫画では(湘北の桜木…1度見ときたかったんだが…)と心の中で言うセリフがありますが、アニメではフクちゃんのバックで緑の木が風で揺れている映像になっていました。
漫画では黒い雲と「ゴロゴロ」の音、「神奈川県立湘北高等学校」の看板、「がっけぷち 彩子書」の映像があってから、湘北バスケ部の練習風景が映ります。
これがアニメでは体育館の外から黒い雲の映像の後に練習風景になっています。
またこの練習風景は漫画では彩子の「さあファイトよ!!残り2戦全勝よ!!」のセリフと「ソーーッ、エイ、オウ、エイ、オウ」の掛け声と三井のドリブル、それを前でマークするリョータ、木暮、石井などの絵があるだけでありますが、アニメの方ではオリジナルシーンを多く入れた練習風景になっています。
花道が回想するゴリのセリフは「オレはいつも寝る前にこの日を想像していた…湘北が…神奈川の王者・海南大附属とIH(インターハイ)出場をかけて戦うところを毎晩思い描いていた…1年のときからずっとだ。」ですが、漫画では「海南大附属」ではなく「海南」、「毎晩」という言葉がないセリフになっています。
流川が花道のいる部室に現れる時、漫画では明かりがともる絵だけですが、アニメでは部室の電気のスイッチを押す流川の手の映像があります。
花道が「とぼけんな!!性格悪いてめーがオレのミスに何も言わねーとはおかしい!!同情のつもりならいらねーぞ、そんなもん!!」のセリフを言う時に漫画では特に動作はないですが、アニメでは流川を指さしています。
この後の流川は漫画では「フーッ」と「やれやれ」のセリフとともにため息をつきますが、アニメではセリフがなくてため息をつくだけになっています。
また花道が「待てコラア!!ルカワ!!」と言う時も漫画では廊下の天井の絵があるだけですが、アニメでは流川を追いかける花道の映像があります。
流川の「うぬぼれんなどあほう」に対する花道の「うっ…」の声はアニメオリジナルの音声です。
流川が「こんなもんだ。」のセリフを言う時の、指でのジェスチャーは漫画では右手ですがアニメでは左手でのジェスチャーになっています。
流川の「まー大目に見てもせいぜいこんなとこだな。」のセリフは漫画では「大目に見ても」がないセリフになっています。
花道の「ふぬうう…」、「ぬうああ…」などの怒りの声はアニメオリジナルのものです。
花道の(コイツを鉄拳でぎゃふんといわせても意味がねー!!コイツはバスケでぎゃふんといわせねーと意味がねーんだ!!)のセリフは漫画でもほぼ同じですが、「いわせても」でなく「いわしても」であり、その後の「ぎゃふんといわせてやるーっ!!」のセリフも漫画では「いわして」となっています。
流川に殴られた後の花道の「てめえ…」のセリフもオリジナルのものです。
花道が「ぎゃふんといわせてやるーっ!!鉄拳をくらえーーーっ!!!」のセリフを言う時に漫画ではセリフだけですが、アニメでは花道の顔や拳の映像になっています。
ゴリが「カゼか?へんなくしゃみだな…」のセリフを言う時に、漫画ではゴリの茶碗にはご飯が普通に盛られていますが、アニメでは大盛になっています。
ゴリの家での様子から再び学校の体育館の映像に切り替わる時に、漫画では校舎の絵が1つ挟んでいるだけですが、アニメでは「湘北高等学校」の看板、校舎、明かりの付いた体育館などが映っていきます。
体育館で向かいあう花道と流川の姿は、漫画では花道が奥、流川が手前になっていますが、アニメでは流川が奥、花道が手前になっています。
流川が「負けたのはオレの責任だ…」と言う前に「ふうーっ」と息を吐く音はアニメオリジナルのものであり、その後の花道の「ううっ」の声は漫画では「!?」で表現されています。
流川と花道の殴り合いの後、漫画では「翌日――」の表示と湘北の校舎の映像から三井とリョータのシーンになりますが、アニメでは「天才」と彫られた花道の席や洋平の寝ている様子、桜木軍団と晴子たちの廊下での会話などのオリジナルシーンを入れています。
漫画ではリョータと三井が花道の頭を見て笑い声を上げるセリフだけですが、アニメでは笑い転げる映像もあり、晴子、藤井、松井が廊下を走って花道の頭を見に行く映像もオリジナルです
花道の頭を見て「ハラいてえ」というのは高宮ですが、アニメでは洋平がこのセリフを言っています。
花道の頭を見た流川は漫画ではモップを手にして立ち止まって、「ふーーっやれやれ」と「サルめ」のセリフを言いますが、アニメではモップを手にして歩きながら「ふーーっやれやれ」とだけ言っています。
アニメでのナレーションは「海南戦の失敗の責任を取って心機一転、坊主頭になった桜木花道。決勝リーグ第2戦の対武里戦まであと3日!!」ですが、漫画では「決勝リーグ第2戦まであと3日!!」となっています。
この60話は漫画原作の「#132 がけっぷち」、「#133 責任問題」になっています。
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